2012年4月19日木曜日

アメリカの1979年からの税率

アメリカでは高所得層の税率が緩和される一方、低所得層の税率は引き上げられてきたと言われてきた。そのような話はデータからは裏付けられていない。

このグラフはアメリカの所得階層ごとの平均実効税率を表している。高額所得者の税率はここ30年変化していない。逆に所得の低い層の税率はマイナスになっている。多くの人の主張とは反対に累進度が上昇している。低所得層に至っては一貫して減税が行われたため税を払っていない人が少なすぎることが逆に問題だといわれるまでに至っている。

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