2016年12月25日日曜日

どうしてイランは狂気の宗教国家と呼ばれているのか?

MORE MASS EXECUTIONS IN THE NAME OF ISLAM

イラン政府は国民をコントロールするためにますます弾圧を強化しようとしている。イラン政府は処刑を秘密裏に行ってきた。だが昨年核兵器に関する合意がなされて以来、イラン政府は少しの恐れも懸念もなく公開処刑を行ったことを公表するようになった。

処刑に関して、イランは(人口が数十倍を超える)中国についで世界第一位だ。

イランの宗教指導者たちは8月に宗教的マイノリティを少なくとも25人殺害した。

それらの人々を処刑する前に、イラン政府は彼らを拷問していた。その拷問の苛烈さにより彼らのうちの幾人かは視力と聴力を失い、他の人は心臓発作を起こしたり腎不全を患い、他の人も処刑場に連れて行かれる前には恐ろしく衰弱していた。

処刑が実行される前に、囚人の1人が国連のイラン担当の人権監視委員Ahmad Shaheedに手紙を届けるように請願した。「私は人間として扱ってもらえるように願った。きちんとした裁判で弁護士を雇い私に対する訴えを読み私に対する拷問が証拠として扱われないようにと願った。裁判官が私に対して不当に怒ったりせずこの国から出ていくかさもなければ処刑されるかだと宣言されないようにと願った。その裁判が5分以上続き私にも発言が許されることを願った」。

イスラムの宗教指導者たちは彼らを「アラーに対する敵意」という容疑で逮捕しシャリア法の下で彼らに死刑を宣言した。公正な裁判もなければ弁護士も立ち会っておらず監視もなければ一切の治療も行われなかった。

イランは2016年の1月以来、一週間に少なくとも7人のペースで処刑を行っている。

イラン政府は子供の処刑も行っている。例えば、2週間前に、Hassan Afsharという19歳の少年がイラン政府が彼を「同性愛」の罪で告発したためにArak Prisonで首を吊らされた。

彼は逮捕とほぼ同時に死刑を宣告された。逮捕された時は彼はまだ17歳の高校生だった。

Amnesty InternationalのMagdalena Mughrabiが指摘しているように、「イランは国際法に反して青少年を殺害した。彼には弁護士を付ける権利も与えられず

2008年のイギリスのウィキリークスのドキュメントによると、イランは2008年にイスラム共和国を宣言して以来、毎年200人以上の同性愛者を殺害している。

イラン政府はこれらの処刑を被害者が家族に最後の別れを行うことを許す間もなく突然に行うことが多い。Magdalena Mughrabiはこのように付け加える。「残酷な皮肉として、イラン政府はHassan Afsharが死刑だということを彼自身に7ヶ月も知らせなかった。彼が少年更生施設にいる間に。処刑の準備をしていながら、彼に苦痛を与えないようにとの理由で。この処刑で、またもやイラン政府はその人権の蹂躙ぶりを明らかにした」。

この最近の処刑で、イラン政府はアメリカの諜報機関に協力していたとされている核兵器科学者も処刑している。この人間はヒラリー・クリントンのeメールの中で言及されていた。彼女のメールの不適切な取り扱いが彼の処刑を招いたのではないのかという疑惑を抱かせる。

最後に、重要な問題が残っている。イスラムが絡んだ時だけは決まって人権団体、LGBTグループ、リベラル派とオバマ政権がこれほどの人権侵害に完全に沈黙を貫き通すのは一体どうしてなのか?

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