2016年12月25日日曜日

世界中で反ユダヤ主義が広まっている?

EX-ISRAELI SOLDIER DENOUNCED ON US CAMPUS FOR NOT RAPING PALESTINIAN WOMEN

Daniel Greenfield

Hen Mazzigはイスラエルで最も左寄りの政党のメンバーだった。だがその事実もアメリカの大学のキャンパスで直面したイスラエルフォビアの狂気から彼を守ることはなかった。

「今年の1月から5月ぐらいの間に、私はイスラエルで育った時の経験や家族のことなどを話すために大学のキャンパス、ハイスクール、教会などを公演して回った。そしパレスチナ人を支援する活動を行っているイスラエル軍の部隊に所属していた頃の経験を語った」

そして、特にBDS(イスラエルボイコット運動)が絡んだ場合には、予想通りのことが起こった。BDSのレトリックはあまりにもひどかったのでナチスのレトリックが論理的に見えたほどだ。

BDSが主催するポートランドでのイベントで、シアトル大学の教授はイスラエルのユダヤ人は国家を建設する権利を持たずパレスチナの土地から追い出されるべきだと群衆に語りかけた。「では、彼らはどこに行けばいいのですかと」と私が尋ねると、彼女は「そんなことはどうでもいいことです。彼らに行く先がなかったとしても私にはどうでもいいことです。彼らはそこにいてはいけないのです」と冷静に答えた。

民族浄化を呼び掛けているのではないかと彼女に尋ねると、彼女も彼女の支持者たちもそれを否定した。

シアトルでのイベントの最中に、私はイスラエルとパレスチナの和平に対する私の情熱について語った。語り終えると、60代ぐらいの女性が立ち上がって私に向かって叫んだ。「あなたはナチス以下です!あなたはナチス親衛隊のようです!」という内容だった。

事ある毎に私は繰り返し、殺人鬼と糾弾された。これまで誰一人傷つけたことがないと言うのに。

他の場面では、反イスラエルの活動家は私をレイプ魔と呼んだ。その主張は馬鹿馬鹿しいと言えるほどに発展していった。先程の教授は、イスラエル国防軍によって何人のパレスチナ人の女性がレイプされたかどうか知っているかと私に尋ねた。知っている限りでは1人もいないと私は答えた。

彼女は、あなたは正しい!と勝ち誇ったように答えた。「あなたたちイスラエル軍の兵士はパレスチナ人をレイプしません。イスラエル人の人種差別はそれほどまでにひどいのでパレスチナ人に触ることさえ嫌がるからです」と彼女は語った。

あなたはレイプ魔ですか?違うのですか?どうしてパレスチナ人の女性を嫌うのですか?どうしてレイプしないのですか?あなたはレイシストです!

Hen Mazzigはアメリカのユダヤ人がもっと声を挙げないことを非難している。だがこの狂気の一端は実際には彼が育ったというイスラエルの左翼が汚染源となっている。

Gurevitchによると、このテーマはイスラエルの左翼たちの間では真剣に議論されている内容だという。イスラエル国防軍によるレイプがほとんど存在しないことは特筆すべき現象なのか?もしそうであるならば、世界の似たような状況ではレイプが日常茶飯事だというのに、イスラエル国防軍のレイプがそれほど少ないのはどうしてか?

この論文のアブストラクトでは、色々と調べたというのにイスラエル国防軍によるパレスチナ人女性のレイプの事例を見つけることが出来なかったと主張している。従って、その論文では「軍によるレイプが存在しないことは政治的目的を実現させるための代替的な手段である」と結論が書き換えられることになった。「イスラエルとパレスチナとの紛争では、軍によるレイプの場合がそうであるように、その不在は民族的境界線を補強し民族間の違いをはっきりさせるための単なる手段として解釈することが出来る」と続けた。

この論文の筆者であるNitzanはイスラエル兵によるパレスチナ人女性のレイプの事例を一つも見つけることが出来なかった。パレスチナのメディアやそれを擁護する人たちは今でもイスラエル兵をレイプ犯だとして繰り返し糾弾しているというのに。この不都合な事実を目の前にして、レイプが存在しないのはイスラエルの兵士がアラブ人の女性を人間以下として扱うようにと訓練されているからだと彼女は歪んだ主張をすることしかできなかった。

Tal Nitzanはそれ以降、メディアと彼女の「イスラエル兵士はレイプをしないからレイシスト」論文に対して巻き起こったインターネット上の批判をレイプ被害者に例えている。

「テロを誘発させる方法としてのメディアによるレイプ」

「カナダという離れた場所から見ていると、私の論文に対するイスラエル大衆の反応はそれと同じように見える。もちろん被害を受けた女性やその関係者たちの肉体的、精神的苦痛とは比較にならないだろう。だがその背景にあるメカニズムとロジックは極めて似通っている」

「国家の代表を自称する群衆たち、私の性格や個性を問題ありとして貶めるために集められた愛国的な市民たち。これでも彼らは不満なようだ。私の体が(インターネット上の)中央広場まで引きずられるまで彼らは満足しなかった。私は調べられ、貶され、笑われ、馬鹿にされ、私を罰するためとテロを扇動させるために大衆の前で繰り返しレイプされた(ようなものだ)」

「インターネットによって、大衆での出来事が場所や時間などのこれまでの制約を飛び越えて展開されるようになった。数百人の人々、恐らくそれ以上が私と私の論文を貶めるために(インターネット上に)集まっていた。遠く離れたカナダから眺めている身として、それがフェミニストや左翼の支持者たちそして社会全体に対してテロに走らせるメッセージを送っているという様子が直接目で見ているように感じられる」

そして彼女は、ユダヤ人が血液を飲んでいると真剣に主張している左翼のAriel Toaffの擁護に回った。

彼女の狂気の反イスラエル思想は左翼を通してHen Mazzigがその身で感じることになった。この事例は、世界中の左翼がその国際間のネットワークを通してイスラエルを悪魔のように見せるために協力しあっていることを示した一例にすぎない。

だがイスラエルの左翼にとって良いニュースがあるようだ。ヨルダン川西岸のアラブ人たちはイスラエル人たちよりも遥かに人種差別の度合いが小さいようだ。そして人種間の違いにも関わらず、遥かに多くのレイプを行っている。

過去にはヨルダン川西岸で頻繁に抗議活動を行っていたが現在では参加しなくなった1人の活動家がハーレツに語っている。「2年前に私たちは占領に対して抗議する活動に参加したことがある女性たちの会を開いた。その会はエルサレムのアパートで行われた。そして恐るべきことが明らかになった。この会に出席したほとんどすべての女性が何らかの性暴力、性被害に苦しんでいたと告白した」。

この会やハーレツが調べた他の証言とも合わせて、ヨルダン川西岸に抗議のために集まったイスラエル人や外国人に対して性暴力、性被害が広範に行われていたことを語っている。過去2年間に、少なくとも6件の犯罪がヨルダン川西岸や東エルサレムで報告されている。2件はSheikh Jarrahで、4件はMount Hebron周辺の地域で、そしてベツレヘム周辺のUmm Salmonaではレイプされそうになった女性がいるということがハーレツによって明らかにされている。

最近では、このような事件を監視して対処するための特別のフォーラムが開催されるようになった。

イスラエルの左翼はこれらの行為を寛容を示すものだとして歓迎するべきだろう。そしてイスラエルに対する抗議として、イスラエルの女性を性的に辱めるべきだと呼び掛けるエジプトの女性弁護士へのインタビューがここに記されている。

インタビュアー「エジプトの女性弁護士Nagla Al-Imamはアラブ人の男性はどこであってもどのような手段を用いてでもイスラエル人の少女を性的に辱めるべきだと呼び掛けています。イスラエルに対する新しい抵抗の一環として」

Nagla Al-Imam「まず初めに明らかにしなければならないのは、彼らが私たちの権利を侵害しているということです。彼らが私たちの土地を「レイプ」したのです。土地のレイプほど酷いことはないでしょう。私の考えでは、これは新しい形の抵抗活動です」

インタビュアー「弁護士として、これはアラブ人の男性に法を破っても刑罰はないと誤解させるとは思わないのですか?」

Nagla Al-Imam「ほとんどのアラブ諸国では、3つか4つの例外を除いて、どちらにしても彼らがイスラエル人の女性を入国させるとは思わないのですが、多くのアラブ諸国では女性に対する性犯罪を罰する法が最初から存在しません。それ故、(アラブの女性が)アラブの男性に対して公平に扱われるべきだとすれば、イスラエルの女性が(アラブの男性に対して)同様に公平に扱われるとしても少しも間違ったところはありません」

Judith Butlerは、LGBTコミュニティはこの新しい反人種差別活動に参加するべきだとする呼び掛けを熱狂的に行っている最中だろう。

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