2016年3月19日土曜日

アメリカで徹底的に嫌われているかつ経済学の恥と呼ばれるポール・クルーグマンの主張が完全に否定された?パート1

Krugman Wrong on Health

John Goodman

ニューヨーク・タイムズのコラム欄がどんどんと攻撃的に、感情的に、非合理的になっていっているのに気が付いただろうか?ここに月曜日のPaul Krugmanのコラムがある。

「ロムニー氏とライアン氏は多くのアメリカ人に経済的不安定を課そうとしている。既に裕福な人々の税の負担を減らすために人々を殺そうとまでしている」。

いいや、これは誤植ではない。共和党は裕福な友人に報いるために人々を死なせたがっていると書かれている。これは文脈を切り離して抜き出してきたものでもない。「イデオロギーによる死」というタイトルの下で、ロムニー氏が大統領になったらこのような方法で人を殺すだろうというリストを作成している。

例えば、

「ロムニー氏はオバマケアを廃止したがっている。そしてメディケイドの資金をカットしたがっている。この行為により4500万人のアメリカ人から保険が奪われそれにより何千人もの人が亡くなるだろう」

「そして彼らが長年温めてきた、メディケアをバウチャーケアに変えるという長年の計画により、多くの高齢者から適切なカバレッジが奪われまたしても多くの人が亡くなるだろう」

「多くの高齢者に不適切な保険が残され、彼らが病気になった時に経済的困難に襲われるだろう。そして多くの人が亡くなるだろう」。

では、とあなたは尋ねるかもしれない。その主張の根拠は何なのかと?彼はヘルスケアのことに関して繰り返し書いている、何度も繰り返して無知をさらけ出している議題でだ。今回は、このような大胆な主張でごまかしを始めたようだ。

「だが、(医療)保険によって命を救われ保険がないことにとって人々が亡くなっているという圧倒的な証拠がある。保険がないことが毎年何千、何万もの人の死亡の原因だということに疑いの余地はない」。

彼はこの分野の文献をレビューしたと主張している。もししたのならば、彼は経済学の恥だ。レビューしたと主張している、でも実際は行っていないというのであっても同様に恥だ(彼は自分に同意しない人すべてを嘘つきと呼んでいることを覚えておく必要がある)。

実際の所を述べよう。実際、幾つかの研究は保険に加入していないことにより何万もの人が亡くなっていると主張している。だがそれらの研究は経済学者によって行われたものでもなければ信頼されている査読誌に掲載されたものも一つもない。それらは根本的にジャンクサイエンスで、ことあるごとに叩かれてきた、最も顕著なものはRichard Kronickからだ。彼はオバマ政権に仕えている経済学者でヒラリーケアの設計に携わっていたこともある。彼は「保険をすべての成人に拡大することがアメリカの死亡者数に大きな影響を与えることを示唆した研究はない」と記している。他のものも紹介しよう。

経済学の文献で保険に加入していないことが死亡者数に大きな影響を与えたことを示した研究は存在しない。CBOの前代表であるJune O’Neillはこの議題を調べ上げ連邦貧困基準250%以上のアメリカ人では保険の有無は死亡者数に影響を与えていないことを発見した。250%以下では保険に加入していない人の死亡率は11%高かった。だがこの2つの集団の人口統計学上の違いを考慮した時には死亡率は3%以下にまで低下する。事実、この死亡率の差はこの2つの集団の間に存在する人口統計学上の要因をすべて考慮した時には完全に消えてなくなる(彼女の資料を参照)。

児童に関する最も最近の証拠はNBERに投稿されたものだ。これはメディケイドが死亡者数に与える影響を見ている。

・メディケイドは年齢の高い黒人の児童の死亡者数を減らした。

・白人の児童に何の影響も与えていない。

・メディケイドを最も積極的に拡大した州で両方の児童(黒人と白人)に何の影響も与えていない。

最後の発見が最も重要だ。Krugmanはメディケイドを拡大させることによりオバマケアは何万人もの命を救うだろうと、逆にオバマケアを廃止することによりロムニー氏は何万人もの人を死なせるだろうと主張している。この証拠はその逆を示している。

以下、寄せられたコメント。

Bruce says:

彼は医療に関して関して常に間違えている。

Ken says:

彼はすべてのことに関して間違えている。

Earl Grinols says:

ジョン、君はKrugmanの誤りを毎回のように指摘して私たちを楽しませてくれている。心理学の研究という観点以外からは、彼の考えになど一切注意を払う必要はない。だがそれがどれだけ愚かしいもので誤りだらけのものだとはいえ、反対派が一体何を信じているのかということを知ることは重要だ。とても不快な仕事だとは思うけどそれを続けてくれていることに心から礼を言う。

Ralph F. Weber, AEP, CLU, REBC says:

クルーグマンの言うことなんて聞いている人、一人でもいるのか?彼は唯のエンターテイナーだよ。

Jimmy says:

「ニューヨーク・タイムズのコラム欄がどんどんと攻撃的に、感情的に、非合理的になっていっているのに気が付いただろうか?」

NYTは昔から非合理的で無責任だが?

Peter Ferrara says:

どちらの議員もメディケイドの「削減」と呼ばれるものなど主張していない。1996年のAFDCの改革を思い出してみるといい。あの時の改革により当時のトレンドと比較してあのプログラムの費用は50%削減された。一方でプログラムの受給者だった低所得者の所得は(当時のトレンドと比較して)25%増加したことが示されている。その結果、受給者たちの貧困率は大きく低下した。1996年のAFDCの改革がAFDC/TANFを「叩き壊した」とかカットしたとか言ったら笑いものになる。同様に、メディケイドの同様の改革がメディケイドを「叩き壊す」とか「カットする」とか言えばこれまた笑いものだろう。両議員の提案している法案によってメディケイドはより良いものになる。オバマケアの下でさえそうだろう。同様に、両議員の提案している法案によってメディケアはより良いものになる。クルーグマンはマルキストという中二病に掛かってしまったようだ。

Studebaker says:

「「イデオロギーによる死」というタイトルの下で、ロムニー氏が大統領になったらこのような方法で人を殺すだろうというリストを作成している」。

笑わさないでくれ。デスパネル(死の委員会)を作成したのはオバマケアだったと思うが?

Anonymous says:

課税後の所得が高くなるんだったらNYTのコラムニストに死んでもらっても何の問題もない。

Alex says:

クルーグマンを無視しよう。健康に良さそうだ。

Floccina says:

クルーグマンは国際援助金、抗肥満薬、医療にお金を投入させないようにして多くの人を殺そうとしている。

Robert E. Moffit says:

リベラル派がどんどん馬鹿になっていく…

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