2016年3月19日土曜日

アメリカから保険に加入していない人が一夜にして1600万人も消えた?

16 Million Uninsured Disappeared Last Night — Where Did They Go?

Andy Chasin

オバマは4600万人のアメリカ人が保険に加入していないと何度も繰り返し言ってきた。だが昨日の夜、彼は「3000万人のアメリカ人が保険を購入できないでいる」と突然言い始めた。

説明は、不法移民を数字から除外したこと、メディケイドの受給条件を満たしながらまだ加入していない人を除外したこと(治療の際には自動的に加入)、低所得ではない人を除外したことなど多岐に渡る。問題は、本当にオバマ政権がそれらの数字を足し合わせたのであればその合計は1600万人を遥かに上回るということだ。オバマ政権は(受給資格のない)1000万人の不法移民がいると言った。オバマ政権は500~700万人がメディケイドの受給資格があるがまだ加入していない(届け出を出していない)とも言っている。ところが、Kaiser (pg. 3)は「1100万人が公的保険の受給資格を満たしているがまだ加入していない」と報告している。そして低所得または低所得近辺の人々を連邦貧困基準(FLP)200%以下と定義すればFLP200%以上の人々、1500万人がさらに除外されるだろう。これらの数字を合計すれば4600万人から3600万人が除外される。オバマ政権があのような数字をどこから持ってきたのかは不明だが、彼らが今まで無視または否定してきた保守派の主張を認め始めたのは良い方向への第一歩だろう。

以下、寄せられたコメント。

Joe S. says:

とても良い記事だ。

Bret says:

リベラル派の流す数字を人々が疑い始めるようになったのは良いことだ。調べる人が増えれば増えるほど、あれらの数字がいんちきだと気が付く人が増えるだろう。

Devon Herrick says:

私もオバマのあの発言を聞いた。彼が何を言いたかったのかは分からない。多分、彼は保険に加入していない人の3分の2が既往症が原因だという昔からある荒唐無稽な作り話を誰かから吹き込まれてそれを言うように言われたのだと思う。リベラル派が、保険の加入を断られることは保険に加入できないことと同じではないということを認めることはほとんどない。加入を断られた人の圧倒的大多数は保険に加入することが出来る。

Clark says:

保険に加入していない人の大多数は健康だ。集団としてみれば、彼らは保険に加入している人たちよりも健康なのではないかと思う。

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