2013年に全米を駆け巡った弩級のニュース？医療保険は加入者の健康状態も死亡率も改善させていなかった？パート3

Reaction to the Oregon Medicaid Study

John Goodman

メディケイドは加入者を(ほんのわずか)幸福にはするけれども健康状態を改善しなかった、という最新の研究結果は大反響を呼んでいる。

SlateのRay Fismanは、

｢私のようにリベラルに属する人間は、出鱈目を言い続けてきたことを謝りに謝って耐え難い屈辱を受け入れるべきだ｣。

Avik Royは、

｢この結果は、メディケイドに費やされている年間45兆円ものお金と、オバマケアがさらに1100万人ものアメリカ人をメディケイドに加入させようとしていることに疑問を投げ掛ける｣。

James Pethokoukis (AEI)は、

｢この研究を行った研究者たちはポジティブな側面(ほんのわずかだけ幸福度が上昇した、うつ病の発症率が低かった)だけを強調して語った。だがそのような振る舞いはレモンをレモネードにしようとするのと同じようにほとんど意味のない行為だ｣。

Michael Cannon (Cato)は、

｢これらの結果をどのように取り繕っても、メディケイドを拡大させようとしている者たちへの問責以外のものに変えることは出来ない｣。

Zeke Emanuelは、｢大変に、落胆した｣。

Megan McArdleは、｢ショッキングだ｣。

Katherine Baickerはメディケイドの加入者が｢健康になったと感じた｣と報告したという予備的発見を2年前にCatoのフォーラムで報告しなければならなかった時には、彼女はショックのあまりめまいでふらついていたほどだった。今週には、めまいはなかったようだ。この研究者たちは自暴自棄になって(ネガティブな結果はすべて隠して)ポジティブな結果だけを伝えるように決心したように見える。テイラー・コーエンは以下のように書いている。

｢ニューヨーク・タイムズ紙の記事に引用されている[Amy] Finkelsteinと[John] Holahanのコメントをよく注意して読むと、彼女らが言ったことをポジティブな結果だったとまだ言い張っていることに、驚きとさらに言えば恥ずかしささえ感じる｣。

以下、寄せられたコメント。

Devon Herrick says:

私も、ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌の元記事を既に読んだ後でNYTの記事を初めて読んだ時にテイラー・コーエンと同じ感想を持った。NYTはネガティブな結果をすべて隠してポジティブな結果だけを伝えるのに本当に必死なようだ。