2013年に全米を駆け巡った弩級のニュース？医療保険は加入者の健康状態も死亡率も改善させていなかった？パート1

本当はもっと早く記事にする予定だったのが遅れた。

BREAKING: Stunning Results: Medicaid Does Not Improve Physical Health

John Goodman

2008に、オレゴン州はメディケイドを拡大した。加入を希望していた9万人全員を加入させることは無理だったので抽選で3万人が選ばれることになった。予備的な分析では、メディケイドは医療へのアクセスと主観的な幸福度を改善させていることを発見した。だが、その時点では健康状態への影響を評価するにはまだ早いとしていた。そして現在、ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌に衝撃的な追試結果が発表された。メディケイドは、肉体的な健康状態に何の効果も与えていなかった。

抽選に選ばれて加入した人は医療へのアクセスを増加させた。例えば、新規のメディケイド加入者は糖尿病と診断させる傾向が多く糖尿病治療を受ける傾向が高かった。だが、これは糖尿病の改善には結び付いていなかった。さらに、研究者らはメディケイドが高血圧の発見または改善、高コレステロール値の改善に結び付いていなかったことを発見した。

｢メディケイドの拡大は、血圧、コレステロール値、糖化ヘモグロビン値などに有意な効果を与えていなかった。抽選の前に糖尿病、高血圧、高コレステロール値、心筋梗塞、うっ血性心不全などの診断を受けていた人々も…同様の結果を示した…｣。

以下、寄せられたコメント。

H. James Prince says:

結論部分

｢このランダム化され他の要因がコントロールされた研究は、メディケイドの拡大が肉体的な健康状態を改善させなかったことを示した。だが、メディケイドの拡大は医療サービスの利用を増加させ糖尿病の発見率を高めうつ病の率を低下させ金銭的負担を低下させた｣。

よろしい、今では論点は、うつ病の減少はこの膨大な費用に見合っているのか？になった。他のことにお金を使ったほうが遥かに良いと思うが…

Joe S. says:

これはすごい。

Ken says:

オバマケアの根拠がすべて否定された…

Buster says:

私が最も憂鬱にさせられたこととは、私が見たこの研究に関するほとんどのメディアの見出しが悪い結果を完全に無視していたことだ。ニューヨーク・タイムズ紙は、メディケイドが健康状態を改善させなかったということにはまったくと言っていいほど言及せずにポジティブ面だけを伝えていた。ニューヨーク・タイムズ紙の見出しは、｢Study Finds Expanded Medicaid Increases Health Care Use｣となっていた。対照的に、Slateの見出しは、｢Bad News for Obamacare｣だった。この2つの記事の見出しはまったく同じ研究のことを報じているというのに！

Linda Gorman says:

Diogenesというハンドルネームの人へ。あなたは、アメリカの低所得者でメディケイドに加入していない人々に医療へのアクセスがないと本気で信じているのか？