Linda Gorman
ヘルスケアの情報化でアメリカは世界から遅れを取っていると主張されてきた(例えば、Commonwealth Fundのウェブサイト、Anderson et al. (2006)、Commonwealth Fund President Karen Davisによる2007の議会証言、Doolan and Bates (2002)を参照)。
事実、ヘルスケアの情報化で他の国から遅れを取っているからはかけ離れてアメリカは世界の先頭を走っている。
その記事の本文ではむしろ異なる話が展開されている(自分たちがアブストラクトなどではこうだった!と主張していることと、まともな人が最後までよく読んでみればその主張とはむしろ真逆の結論が導かれるという現在ではむしろ定型化された感さえあるパターンのコント)。
彼らはアメリカの病院の15%でCPOEが用いられていることを発見した。アメリカのシステムには薬剤システム、判断サポートシステムへのダイレクトリンク、電子医療カルテへのリンク、電子医療管理記録システムへのリンクなどが普通は含まれる。
オランダの病院だけがよりCPOEシステムを用いている(20%)。だがそのシステムには電子医療カルテへのダイレクトリンクまたは電子医療管理記録システムへのダイレクトリンクは存在しない。
ドイツには一つの病院全体に行き渡ったCPOEシステムというものがそもそもない。イギリスの病院はわずか2%、フランスとオーストリアにはわずか数個の病院があるだけだ。スイスには国際都市ジュネーブに一つだけシステムを持った病院がある。
アメリカが他の国から学べることは何か?何もなさそうだ。
以下、寄せられた怒りのコメント。
Bruce says:
Larry C. says:
本当に興味深い。
Joe S. says:
では、アメリカは結局世界から遅れを取っていなかったということか。コモンウェルスファンドの連中は何か言うべきことがあるんじゃないのか?
Art says:
政府を除けば最も初期にコンピューターが導入されたのがヘルスケアの分野だ。病院だけではなく薬局などでもそうだ。
1960年代のメディケア、メディケイドの導入以降、これらのシステムは更新され改良されを続けてきた。「医療用語」とデータの中身は似通っていてすべてがDGRやNDCやICDなど標準化されたコードや数字を用いるのでデータの入力場所を簡単に埋めることが出来、社会保障番号の共通の患者IDですべての患者の記録を組み合わせることで様々なシステムを簡単に効率的に一つにまとめることも出来る。
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